こんにちは!ユースケです!
今日は前回と引き続き戦略についてお話したいと思います。
前回の記事です。
まだ読んでない方は先に見て下さいね^^
個人的にどう戦略的思考を使ってきたかご紹介します。
仕事で活かした戦略的思考
僕はせどりをして戦略的な視点を持って続けてきました。
まず大前提の戦略に
薄利多売はしない
ことを頭に叩き込んで行動をしていました。
大学時代に読んだ本にランチェスター思考がありました。
本文中の「弱者の戦略」に影響を受けてこの考え持ちました。
薄利多売は強者の戦略であって個人である弱者は絶対に勝てないようになっています。
強者は圧倒的な数量を捌くからこそ送料・梱包代含め全てのコストを最低限まで抑えられます。結果、薄利多売であっても利益が出る仕組みがあるんです。
弱者が同じ事をやったら・・・わかりますよね^^;
古本業界に関しては最強の強者はブックオフですね。
超安価で買取して販売してますから 笑
安売りしても利益が出るビジネスモデルを持っています。
対して「せどり」の人はどうでしょうか?
もちろんブックオフのような大手企業には勝てるわけないですね^^;
それと古本買取の中堅企業にも仕入れ価格に関しては絶対に敵いません。
では、せどり業者同士ではどうでしょうか?
ここで僕がランチェスター戦略を参考して考えた行動を紹介します。
個人がランチェスター戦略を活かした戦略
ブックオフや中堅古本買取業者にシステム的に敵わないことはわかると思いますが、せどり同士ではどうなっているのか説明します。
たくさん薄利多売やっている人がいます!(もっと稼いでいる人から見れば僕も薄利多売になっちゃいますけどね^^;)
まず大前提としてブックオフから仕入れしている時点で薄利多売戦略は不利になりますね。それでもやろうと思う人がたくさんいます^^;
僕がせどりを初めた7年前にも105円本棚を全頭検査して2〜300円の利益でも仕入れるスタイルが流行ってましたが、今は激減したとはいえやっている人を見かけます。
薄利多売でもいいじゃん・・・と思いがちですが、何がダメかと言うと。
仕入れしても捌けないことが問題です。
薄利なら1日周って100冊なんて余裕でしょう。
でも仕入れだけが仕事じゃないですよね?
出品・出荷・在庫管理と作業はたくさん出てきます。
100冊仕入れしても見込み利益3〜4万円程度だと思いますが、たくさんの作業が発生するので頻繁に仕入れも行けなくなる。
結果、労働時間の関係で成長は頭打ちになりますよ〜。
人を雇えばいいと思いがちですが、ただでさえ薄利なので人件費のコストまで入れると痛いです。出品・出荷を外注に出せば薄利がより薄利になるので出来ません。
薄利多売でも稼ぎたいとなると、出品・出荷のスピードアップできる設備投資など必要で事業の規模を大きくする必要が出てきます。
正直、個人のせどりがそこまでやる意味ある?^^;
と思います。
ブックオフ店舗で仕入れている以上、いつ仕入れを切られるか分かりませんから迂闊に出来ないですよね。「お一人様カゴ1つまで」「バーコードリーダーを使っての検索はやめてください」なんて張り紙や店員さんが注意に来る店も多くなってますから。薄利で大量仕入れ自体やりづらくなってます。
僕はその代わりに目利きでプレミア本、トレンドで相場が上がる本などをこつこつ調べて仕入れしてました。
1日周って古着も合わせて50冊仕入れ程度でも、薄利多売の人たちよりも見込み利益は大きいです。
弱小が生き残る戦略が「差別化」と「集中」
大手はスケールメリットで薄利多売でも収益が残せますが、
弱小が取るべき道は大手がやらない知識が必要な分野と、そんなに大きくない市場への参入です。
目利きは何年もかけて習得するスキルなので、アルバイト主体の大手には出来ない仕事ですよね。それで差別化を図りました。
また、108円本ではなくプロパー本(定価の半額程度)を仕入れを集中することで、せどり業者間の競争から一歩引いたところで仕事ができるようになりました。
大手企業とせどり業者の両者との競争から抜け出せたわけです^^
まとめ
とまぁ、色々と細かい戦略と戦術に関してはいくらでも紹介できますが、
大まかな戦略としてはランチェスター戦略を参考にしています!
戦略の基本として
負ける戦いを避ける、勝てる相手(市場)で勝負する
ことに尽きますね!!
せどり以外の仕事にも応用が出来る内容だったと思います。
みなさんも競争で真っ向勝負で立ち向かうのではなく、上手く出し抜けることを意識されるといいんじゃないかと思います。特に個人や小さな法人であれば尚更必要な意識になるんじゃないかと^^
また、よろしくお願いします〜。
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